第33回 サウンズコンテスト
今年で33回目を迎えたサウンズコンテストOn The Computerは、1月25日(土)に大分市のOEC CUBE(株式会社オーイーシー新社屋)で開催されました。
日本文理大学様のご協力によって音響面や運営方法などがクリアされ、無事に開催することができました。応募曲は昨年から大幅に増え403曲を数え、全国の皆様の興味の高さに安心しました。
その中から厳選なる予選を通過したフリー曲部門17曲、ふるさと応援歌部門6曲の合計23曲で本審査を行いました。
長年司会を務めていただいた大嶋三明様からOBSアナウンサーの村津孝仁様に司会者が交代し、今までとは違う雰囲気で進行いただき、インタビューや授賞式、記念撮影などで大変盛り上がりました。
大分弁丸出し司会の「大嶋節」が当コンテストの特徴でもありました。長い間、当コンテストを支えていただいた大嶋様にこの場をお借りして感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
また、今年もコンテストの模様をYouTubeのリアルタイムでライブ配信いたしました。ライブ視聴者数は130名を超え、当日会場に来られなかった応募者など視聴者の方々にも大変喜んでいただきました。
審査結果については公式ホームページでも公開させていただき、当日ご来場頂けなかった受賞者には賞品と賞状をそれぞれお送りさせていただきました。
審査結果
賞 | 氏 名 | 地区 | タイトル |
---|---|---|---|
グランプリ | Amika Yobuno | 神奈川県 | CHANGE |
フリー曲部門 一般1位 | Tokisaki | 兵庫県 | Dream Flyer |
フリー曲部門 一般2位 | 2tros | 東京都 | Assassin |
フリー曲部門 一般3位 | chocotaro | 北海道 | バーチャル盆踊り |
フリー曲部門 学生1位 | suzuri | 愛知県 | FizzyDive |
フリー曲部門 学生2位 | 抹茶バニラ | 埼玉県 | Snow White |
フリー曲部門 学生3位 | 鼓太朗 | 京都府 | アクション -React- |
トリニータ応援歌部門 最優秀賞 | 田ヶ原 悠 | 滋賀県 | ゆけ!トリニータ! |
審査員特別賞 | 大塚 考浩 | 千葉県 | キングオブ唐揚げ |
今年は400曲を超える応募数となり、レベルの高い激戦となりました。その厳しい競争を勝ち抜き、みごとグランプリに輝いたのは、神奈川県のAmika Yobuno氏の作品“CHANGE”でした。
Amika Yobuno氏は昨年もグランプリを受賞しており、これで2連覇となりました。
今回の作品について、「舞台(ステージ)照明効果によって、空間や雰囲気が“変化”する様子を表現した作品。シンセ系をメインとしているが、ドライなサウンドばかりではなく、ウェットな部分も混ぜ合わせ、単純なつくりでも聴き飽きないよう、ディテールにこだわっている。ジャンルに縛られることなく、自由な発想で展開されるサウンドをお楽しみいただければ幸いである。」とコメントしており、まさにコンピュータミュージックでしか表現できない素晴らしい楽曲でした。

参加者記念撮影
審査委員
氏 名 | 審査歴 | 備 考 | |
---|---|---|---|
審査委員長 | 田村 洋彦 | 29回目 | 大分大学名誉教授(音楽科)・東アジア作曲家協会顧問 |
審査委員 | 林田 誠 | 1回目 | ピアニスト |
審査委員 | 小畑 貴裕 | 1回目 | 作曲家・ピアニスト |
審査委員 | 眞名井 龍一 | 10回目 | 大分県情報サービス産業協会 事務局長 |
トリニータ応援歌
今回も、大分フットボールクラブの後援による「トリニータ応援歌部門」を実施しました。どの曲も、J1復帰を目指す大分トリニータにふさわしい、今年の奮起を期待する気持ちのこもった楽曲が印象的でした。
その中で最優秀賞に輝いたのは、滋賀県の田ヶ原悠さんの作品“ゆけ!トリニータ!”でした。
この曲は、今春開催される今シーズンのホームゲーム開幕戦前に大分フットボールクラブへ贈呈されました。この曲は、向こう一年間、大分スポーツ公園総合競技場(クラサスドーム)で開催される大分トリニータのホームゲームのBGMとして使われることになっています。
観戦に行かれる方は、試合前に流される音楽にも是非ご注目ください。
最後に、応募曲の編集、映像の編集、会場設営等で大変ご苦労をおかけした日本文理大学関係者様、また、今回も多くの後援・協賛をいただきました各社様にも紙面をお借りして厚くお礼を申し上げます。ありがとうございました。